【2021年版】Ruby求人の特徴と将来性、具体的な案件をご紹介

Ruby収入言語

2021年7月29日 掲載

人気な言語として知られているRubyですが、案件の傾向はご存知ですか?

傾向を知らないと実際に案件を獲得する際に、目安がわからなくなってしまいます。

案件の相場、目安は参画するかを判断する際とても重要な要素になりますよね。

そこで今回はRubyの案件を独自の調査し、傾向を分析しました。

分析から見えた特徴や価格帯ごとの案件の共通点についてご紹介します。

Rubyとは?

Rubyとは何かについてまずは解説します。

Rubyの特徴や、Rubyでできることについてみていきましょう。

「そもそもRubyって何」という方は、ここからお読み頂ければと思います。

Rubyでできることは?

Rubyでできることの代表例は、Webアプリケーション開発です。

PHPやPythonなどと同様、RubyはSNSやECサイトを開発することが可能です。

RubyでWebアプリを作る利点は、フレームワークであるRuby on Railsを使えることでしょう。

Ruby on Railsは優秀なフレームワークであり、活用することで高速でアプリ開発ができるようになります。

Rubyで開発されたサービスには「Cook Pad」や「Wantedly」など、有名サイトも多くあります。

また、Webアプリ開発だけでなく、スクレイピングツールや機械学習にもRubyは用いられます。

他の言語と比べても、Rubyは汎用性が高いと言えるでしょう。

【SNS】

Rubyでできることは?

Rubyの特徴は、ソースコードがすっきりしていることです。

短く直感的に記述できるように設計されています。

そのため、初心者でもRubyは理解しやすい言語と言えるでしょう。

また、Rubyは日本人が開発したプログラミング言語でもあります。

そのため、日本語の情報が多くネットにあり、分からないことを調べやすいです。

たとえば分からないエラーを解決する際、他の言語だと英語の情報しか出てこなくて、イライラする場合がありますが、Rubyならそういったストレスを減らせます。

こういった面からも、Rubyは初心者向けの言語と言えそうです。

Rubyの将来性は?

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Rubyの将来性について解説します。

Rubyは現在は需要が多いですが、今後どうなるのか、不安な方も多いでしょう。

プログラミング言語の中には、一時期は需要が高くても、数年したら下がってしまうものもあります。

Rubyの今後の行方についてまとめました。

Rubyは将来性がある言語!

結論から言うと、Rubyは十分に将来性がある言語です。

特にWebアプリ開発の分野では、今後も多く使われると推測されます。

Rubyはコミュニティが活発なのが大きいです。

技術的な進歩が継続的に行われており、Rubyは今後も時代に合わせて進化していくと思われます。

たとえば、最新バージョンのRuby3.0は、並行処理が簡単にできる機能が追加されています。

また、Rubyはコードがシンプルであり、素早く記述できるのもメリットです。

納期が短い案件にも、Rubyなら素早く対応することができるでしょう。

年々、Web開発においてスピーディーに開発することの重要性は上がっているため、そういった面でもRubyは将来性があると言えます。

ただし、英語圏ではRubyのシェアは若干落ちてはきているので、油断はできません。

Rubyエンジニアになった後も、技術力を高め、エンジニアとしての市場価値を落とさないことが肝心です。

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Rubyの難易度は?

Rubyの難易度について解説します。

これからRubyの学習を始める方は、ぜひ参考にしてください。

Rubyの難易度は低めである!

Rubyの難易度は低めです。

PHPやPythonと同じぐらいと言われています。

RubyやPHP、Pythonはスクリプト言語と呼ばれており、学習コストが少ないことで知られています。

実際、Rubyは未経験者からでも学習できる言語として、紹介されることも多いです。

未経験者向けの書籍や学習サイトも多くあり、勉強もしやすいと言えるでしょう。

また、RubyはJavaと同様に、オブジェクト指向言語でもあります。

Rubyを学ぶことでオブジェクト指向の基礎が理解でき、Javaなどの難易度が高い言語を学習しやすくなるでしょう。

こういった面からも、未経験者がRubyを最初に学ぶのはおすすめです。

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Rubyの案件の傾向をご紹介!

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Ruby案件の傾向についてまとめました。

Rubyエンジニアの平均年収など、気になる点を解説しています。

Ruby案件は他の言語の案件に比べ、どういった点が異なるのかみていきましょう。

Ruby案件は高単価!

Ruby案件は、高単価であることが特徴です。

Rubyの業務委託の案件を年収換算した際の平均は678万円でした。

これは日本全体の年収平均(約430万円)や、他のプログラミング言語と比較しても、非常に高い傾向にあると言えます。

高単価案件が多いことの背景には、やはりRubyの需要の高さが挙げられます。

Rubyの需要が落ちない限り、高単価を維持し続けると思われます。

具体的な統計をご紹介

今回の調査では、案件の上位25%が年収ベースで800万円以上、50%以上が700万円以上でした。

一般的に高収入と言われている800万円以上を稼ぐのは、日本全体でおよそ10%と言われています。

この統計結果から、Rubyの年収層の高さが窺い知れると思います。

エンジニア業界は、日本全体の中では収入が高いと言われています。

Rubyエンジニアはその中でもかなり高い傾向にあると言えるでしょう。

もし、エンジニアなのに満足の行く年収を獲得できていない場合、Rubyに乗り換えるのも1つの手段と言えます。

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価格帯別の案件の特徴は?

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つづいて、Rubyの価格帯別の案件の特徴を解説します。

低価格帯、中価格帯、中~高価格帯、超高価格帯、それぞれでどういった案件が多いのか、詳しく紹介します。

低価格帯の特徴は?

低価格帯のRuby案件で多いのが、アプリケーション開発を行う業務です。

必須スキルの要件が低く、Ruby習得後にすぐ参画できる案件が豊富にあります。

未経験者でも参画できる可能性が高いため、まずはこういった案件に応募しましょう。

また、未経験者向けの案件は、スキルアップの制度が充実していることも多いです。

先輩エンジニアのサポートを受けられたり、企業の教育プログラムが充実していたりしているため

着実にスキルアップでき、中価格帯の案件にも挑戦できるようになります。

中価格帯の特徴は?

中価格帯のRuby案件で多いのが、Web系システムエンジニア業務です。

特にベンチャー企業や中小企業の案件が豊富です。

システムエンジニアとは、システムの仕様をクライアントと相談したり、相談内容を元に設計書を作成したりする仕事です。

プログラマーよりも幅広い知識やコミュニケーション能力が求められることが多いです。

基本的に開発経験3年以上が求められるため、即戦力として活躍できる人材でないと、中価格帯の案件には参画が難しいでしょう。

その分、福利厚生が充実しているなど、働きやすい環境が整っていることが多いです。

中~高価格帯の特徴は?

中~高価格帯になると、大手企業などでのアプリ開発の案件が多くなります。

Rubyの特徴を活かし、最先端のアプリを開発していきます。

中価格帯案件よりも更に高い技術力が求められ、参画は難しいです。

その分フルリモート可能など、案件の待遇は良いものが多いでしょう。

また、案件を通じて身につけられるスキルも充実しています。

たとえば、機械学習やデータ分析など、最先端の需要が高い技術も身につけられる可能性があります。

中~高価格の案件を請けることで、フリーランスエンジニアとしてスキルアップし、キャリア形成ができると言えます。

こういった案件を見つけられれば、率先して狙っていきたいところです。

超高価格帯の特徴は?

超高価格帯のRuby案件は、SREエンジニア業務やプロダクトマネージャーの案件が中心です。

SERエンジニアの主な業務は、システムを安定して稼働させること、開発者へのツール提供、トラブル解消などが挙げられます。

システムにトラブルが起こると、特に大手企業では莫大な損害が発生するため、トラブルを防ぐ役割のSERエンジニアは報酬額を高くする傾向があります。

プロダクトマネージャーの主な業務は、納期に間に合うようにシステムを構築する、クライアントとの納期調整などです。

プロジェクトのトップとして、チームを引率したり、進捗を管理したりするため、高いリーダーシップ力とコミュニケーション能力が求められます。

プロジェクトの成功はプロダクトマネージャーの腕にかかっていると言えるため、業務には責任が伴い、その分単価も高くなりやすいです。

まとめ

本記事ではRubyについて解説しました。

Rubyの言語としての特徴や、Ruby案件の種類について、ご理解頂けたかと思います。

本記事で解説したことをまとめると、次の3つに集約されます。

  • Rubyはコードが短く、記述しやすい言語である
  • Rubyの案件の単価は非常に高い傾向にある
  • SREマネージャーなど、責任者として振舞う案件は特に単価が高い

Rubyは学習のしやすさが魅力的な言語で、初心者にもおすすめできます。

フレームワークの選択肢がRuby on Railsほぼ一択であり、これさえ習得すれば案件を獲得できるのも、大きな利点でしょう。

また、Ruby案件は高単価なものが多いため、他の言語を既に習得済みの方がこれからRubyを学ぶのもおすすめできます。

特にマネージャー業務など、プロジェクトの行方を左右する責任が重い案件は高単価となっていますので、スキルや経験を十分に蓄積した後に狙ってみましょう。

本記事を読んでRubyに興味を持った方は、ぜひRubyを勉強してみてください。

また、以下には他の言語に関する記事を掲載しています。ぜひご確認ください。

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