PythonとJavaScriptどっちを勉強すべき?8つの独自観点からご紹介!

JavaScriptPython年収比較

2021年7月29日 掲載

どちらも著名な言語であるPythonとJavaScriptですが、どちらを勉強すべきでしょうか?

難易度、案件数、単価などの様々な要素があります。

今回は様々な独自観点で両者を比較します。

どちらがいいかではなく、どちらにも良さがあり、特徴を比較する形式で紹介します。

この記事を読んで、どちらを学習するか考えてみてください。

Python、JavaScriptの概要をご紹介

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PythonとJavaScriptの概要についてまとめました。

それぞれの言語の基礎知識をまずは抑えましょう。

Pythonとは?

PythonはWebアプリケーション開発や機械学習で用いられる言語です。

Webアプリ開発の中でも、「サイバーサイド」側で使われます。

サイバーサイドとは、Webサイトの裏側の部分のことで、サイト表示に必要なデータを生成したり、データベースにアクセスしてデータを更新したりしています。

また、Pythonはインタプリタ型言語でもあります。

インタプリタ型言語は、コンパイルなしで実行できる言語のことです。

作成したコードの動作業況を即確認できるため、開発効率が上がります。

コーディングミスも発見しやすく、プロジェクトが予定通り進めやすいでしょう。

反面、インタプリタ型言語は、ソースコードを一行ずつ機械語に変換するため、動作速度が遅いです。

ただ、開発効率が上がるメリットは大きく、少人数で素早く開発しなければいけない場面でPythonは多く用いられています。

小さいチームでの開発が多いフリーランスに向いている言語とも言えるでしょう。

JavaScriptとは?

JavaScriptはWebアプリケーション開発で用いられる言語です。

Pythonと違うのは、「サイバーサイド」ではなく「フロントエンド」側で用いられる点です。

フロントエンドとはWebサイトが表示されてから動作する部分のことです。

JavaScriptを使うことで、ページにアニメーションを付けるなどができます。

JavaScriptもPython同様、インタプリタ型言語であり、処理速度は遅いものの、開発効率が上がるメリットがあります。

PythonとJavaScriptの違いとは?

PythonとJavaScriptは、同じWebアプリで使える言語ですが、使われる場面が異なります。

それでは、それ以外の違いはなんでしょうか?

PythonとJavaScriptの違いについてまとめました。

難易度の違いは?

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習得難易度は、Pythonの方が少し高いです。

Pythonは開発環境を整えないと利用できないため、その分難易度が上がります。

とはいえ、PythonもJavaScriptも、プログラミング言語全体の中で言えば、習得難易度は低めです。

構文も簡単ですし、人気言語ですのでネット上に情報が多く、分からない箇所を調べやすいです。

難易度の違いに関しては、そこまで気にする必要はないでしょう。

【SNS】

将来性は?

言語としての将来性に関しては、どちらも高いと言えます。

「HackerRank’s 2020 Developer Skills Report」では、「マネージャーの立場になった際に、どのようなスキルを持った人を雇いたいか」という調査を行っています。

こちらの調査では、PythonよりもJavaScriptの方が求められていました。

ただ、その差はわずかなものでした。

差の最大はEMEA(ヨーロッパ、中東、アジア)で、JavaScriptが53.6%、Pythonが45.2%でした。

参考:https://info.hackerrank.com/rs/487-WAY-049/images/HackerRank-2020-Developer-Skills-Report.pdf

また、「今後学びたい言語ランキング」では、Pythonが2位、JavaScriptが10位となっています。

Pythonが今後の発展が期待される機械学習やデータサイエンスの分野に造詣の深い言語であることを考えると、将来性という観点ではPythonの方が上であるといえるでしょう。

年収の違いは?

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年収はPythonの方が高めとなっています。

テックゲートで案件を独自に調査したところ、Pythonは平均年収が約630万円、JavaScriptは約520万円となっており、大きな差がありました。

Pythonの方が高年収な理由は、Pythonの方が高度な案件の割合が多いことが挙げられます。

Pythonはディープラーニングやデータサイエンスなどの最先端分野でも多く使われます。

一方JavaScriptは初心者や未経験者でも参画できる、比較的業務レベルの低い案件が多いです。

また、「HackerRank’s 2020 Developer Skills Report」に、言語を習得していることによる賃金上昇に関する分析がありますが、Pythonが「+4.0%」、JavaScriptが「+2.2%」となっており、世界的にもPythonの方が高収入であることがわかります。

参考:https://info.hackerrank.com/rs/487-WAY-049/images/HackerRank-2020-Developer-Skills-Report.pdf

【SNS】

使用者数は?

使用者数に関しては、JavaScriptの方が上でした。

「プログラミング言語の使用者数」の統計によると、JavaScriptは全体の67.7%で第1位、Pythonは全体の44.1%で第4位でした。

参考:https://www.statista.com/statistics/793628/worldwide-developer-survey-most-used-languages/

JavaScriptはWeb開発のフロントエンド側でほぼ必ず使われますが、サーバーサイドに関してはPython以外にもPHP、Rubyなど選択肢がいくつかあるため、使用者数に差がついたのでしょう。

それを考慮すれば、先程の「今後学びたい言語ランキング」にも違った見方で捉えられます。

「今後学びたい言語ランキング」でJavaScriptが10位なのは、JavaScriptはWeb開発に携わる人間ならすでに学び終えている人が多いからとも考えられます。

学習コスト·時間は?

学習コストは、PythonよりもJavaScriptの方が高いです。

なぜなら、JavaScriptは日々機能やライブラリが追加されており、それらを全て習得しようと思うと、かなり学習時間を必要とするからです。

ただし、基礎的な部分のみ学ぶなら、両者の学習時間はそこまで多くありません。

PythonもJavaScriptも200時間が、入門卒業に必要な学習時間と言われています。

もちろん、実際に案件を獲得できるようになるには、さらなる学習が必要です。

【SNS】

案件数の違いは?

JavaScriptはindeedで約13500件、求人ボックスで約25000件、Pythonはindeedで約7800件、求人ボックスで約26000件案件がありました。

純粋な案件数はJavaScriptの方が多いです。

ただ、求人サイトに掲載されている案件が全てではありません。

特に高単価案件は、求人サイトに掲載されていない場合が多いため、実際の案件数は不明と言えます。

高単価案件に関しては、転職エージェントやハイレベルエンジニア向けの転職サイトを用いると、見つかる可能性があります。

未経験向け案件は?

未経験向け案件は、JavaScriptの方が多いです。

Pythonは未経験で参画できる案件が少ないです。

Pythonの方が高度案件は多く、最低でも開発経験を3年以上必要とする案件が多いです。

得意分野の違いは?

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JavaScriptは、Web開発のフロントエンドで使われることがほとんどです。

一方Pythonは、Web開発のサーバーサイドをはじめ、様々な分野で使われています。

機械学習やデータサイエンス、スクレイピングなどのPython案件が特に多いです。

幅広い案件に参画したいなら、JavaScriptよりPythonを学んだ方が良いでしょう。

JavaScriptとPythonの比較まとめ

ここまでJavaScriptとPythonの違いを解説してきました。

それらを踏まえ、JavaScriptとPythonのどちらを選択すべきか、考えてみましょう。

JavaScriptとPythonどちらを選択すべきか?

結論を言うと、「どちらを勉強すべき!」というのは一概には言えません。

なぜなら、JavaScriptとPythonの強みは別にあり、用途も異なるからです。

目的や就きたい職業によって、どちらの言語を選択すべきか考えましょう。

自分が何をやりたいか、どのような人生を送りたいか、を考えて選択するといいですね。

まとめ

本記事では、PythonとJavaScriptのどちらを勉強すべきか、について解説しました。

本記事で解説したことをまとめると、次の3つに集約されます。

  • JavaScriptとPythonは得意分野が異なる言語
  • 共に収入は高く、将来性もある
  • 今回紹介したことを元に、どちらを勉強するか考えてみて下さい

PythonとJavaScriptは同じWebアプリ開発で使われる言語ですが、役割が全く異なります。

Pythonはサーバーサイド、JavaScriptはフロントエンド側の開発で使われます。

また、PythonはWebアプリ開発以外に、機械学習やデータサイエンスでも用いられます。

どちらを勉強すべきかは、その人のやりたいこと次第と言えるでしょう。

本記事で紹介したことを参考に、どちらを勉強すべきか考えてみてください。

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