エンジニアの転職活動の確認事項や成功のためのコツ総まとめ

エンジニアコツ未経験転職

2021年3月17日 掲載

エンジニアへの転職時転職して良かったと思えるためには、確認しておいた方が良いことはいくつかあります。

転職前に確認しておきたいことは、転職後の年収に限りません。

エンジニアへの転職が成功するには、コツがあるのです!

今回は転職前に確認したいこと、転職成功のためのコツをご紹介します。

エンジニアに転職する際に確認しておきたいこと

エンジニアに転職する際に確認しておきたいこととは?

転職する前に確認しておくべきことを解説します。

収入面や労働環境などを事前に確認することで、望まない転職を防ぎましょう。

転職後の収入の確認は必須

転職後の収入が増えるかどうかは確認しましょう。

エンジニア職は年収が高い場合が多いですが、全ての企業が当てはまるわけではありません。

今の年収とエンジニアの平均年収を比較し、あまりにも減るようだと転職すべきか検討しましょう。

特に、売上が高いにも関わらず給料が低い会社は、従業員のことをあまり考えていないことも多く、転職先としておすすめできません。

選択肢として考えている企業間でも比較し、転職後の収入がどうなるか把握しておくようにしましょう。

パソコンなど、労働環境も確認しておきたい!

エンジニアにとって仕事で扱うパソコンがどういったものか、は重要です。

パソコンのスペックやサーバーの強度など、入社前に確認しておきましょう。

といっても、こういった細かい情報は求人票には書いていないので、面接時に逆質問すると良いです。

もちろん、使用するプログラミング言語に関しても確認を取るべきです。

現在使っている言語だけでなく、これから使用を検討している言語も把握しておくと、今後どういう勉強をすべきか分かります。

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エンジニアへの転職後の社内でのポジションも確認したい!

エンジニアへ転職した後の社内でのポジションも、転職サイトや募集要項に掲載されていれば、確認するのが良いでしょう。

一口にWeb系のエンジニアといっても、モバイルアプリエンジニアやバックエンドエンジニア、フロントエンドエンジニアなどあります。

募集要項に掲載されている内容と違う場合も中にはあります。

社内でのポジションに関しても、面接での逆質問で尋ねておくと良いです。

エンジニアに転職する際に確認しておきたいこと

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続いて、エンジニアに転職する際に確認しておくべきことについて解説します。

IT企業は優良企業も多い反面、労働環境が良くない企業もあります。

転職する前に福利厚生の充実度や、勤務形態などを確認し、自分がスキルを伸ばすにあたり最適な環境なのか確認しましょう。

転職後の福利厚生は充実しているのか?

福利厚生が充実している会社は、従業員に対するサポートも手厚い傾向が強く、働きやすいと言えます。

各種社会保険や有給日数、育児休暇の取得が可能かなどを確認しておきましょう。

求人票の内容はもちろん、企業のクチコミサイトの書き込みもチェックしておくべきです。

「openwork」や「転職会議」などのクチコミサイトには、実際に働いている人の書き込みが多くあり、「有給をちゃんと消化しているか」などが分かります。

エンジニアに転職した後の勤務形態を確認したい

エンジニア職は固定時間制ではなく、フレックスタイム制で働いている人も多いです。

フレックスタイム制とは、始業時間、就業時間を従業員が自分で決められる制度のことです。

たとえば、毎日11時に出社して仕事を始める人がいます。

他にも、裁量労働制というものがあります。

裁量労働制は更に自由で、従業員が労働時間そのものを決めることができます。

裁量労働制の場合、4時間働いても10時間働いても、契約した労働時間分働いたとみなされます。

エンジニア職は個人で完結する作業が多いため、出社時間をずらして働いても問題なく、こういった制度が用いられることが多いです。

フレックスタイム制や裁量労働制は一見自由で良いようですが、自己管理能力が求められるため、向き不向きがあります。

こういった制度がある会社に入社すべきか事前に考えましょう。

転職を考えている会社の理念と自分の目標が同じ方向であるか

会社の企業理念に共感できるかも大切です。

企業理念に共感できない場合、仕事に対するモチベーションが下がってしまいます。

実際最終面接では、企業理念に共感できるかを問われることが多いです。

会社の理念と自分の目標や考え方が同じ方向を向いているか、深く考えてみましょう。

未経験でもエンジニアに転職できるのか?

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未経験でもエンジニアに転職できるか、気になる方も多いかと思います。

エンジニア職は未経験では難しいイメージを持っている方もいます。

ただ、本当に難しいのかしっかり調べることが大切でしょう。

未経験でもエンジニアに転職することは可能!

結論から言うと、未経験でもエンジニアに転職することは可能です。

未経験でも可能な理由は2つあります。

1つ目は、エンジニア職は人手不足であることです。

プログラミングやサーバーに関する知識を持った人材は少なく、希少性が高いです。

しかも高い希少性を持つ人材は大手企業に転職してしまうことが多いです。

そのため、募集対象を「経験者限定」にすると中々人材が集まらないのが現状であり、未経験者も雇う傾向は強まっていると言えます。

2つ目は、エンジニア職は需要が増していることです。

Webアプリやスマホアプリを開発する仕事は年々増えています。

なぜならパソコンやスマホを使う一般の方が増え、IT製品は生活の一部にまでなっているからです。

そのため、企業はもっと多くのエンジニアを雇うために未経験も採用可にしています。

この2つの理由で、エンジニア職は未経験でも比較的転職がしやすいです。

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一定程度のプログラミングスキルがあれば、未経験でもエンジニアに転職できる!

とはいえ、スキルが全くない状態では転職するのは難しいでしょう。

未経験でも転職前に、一定程度のプログラミングスキルがあることが望ましいです。

今はプログラミングを勉強できるサイトがいくつもあるので、それらを利用して独学するのが良いでしょう。

独学が難しいなら、少し値段はかかりますがプログラミングスクールに通うのもおすすめです。

できればWebアプリなどの制作物を作成し、面接時に見せられると良いでしょう。

エンジニア未経験の場合、制作物を提示できると評価が上がります。

また、会社によって「どの程度のプログラミングスキルを転職者に求めるか」は異なります。

研修をしっかりやってくれる会社は、未経験者に近いレベルのスキルでも採用してくれる可能性があります。

逆に研修がなく、いきなり現場で働く会社は業務レベルのスキルが求められるでしょう。

転職先の会社の労働環境や研修状況を確認しておきましょう。

実務をこなしていく上でスキルアップを図ることもできる

入社時にそこまでスキルがなくても、実務をこなしていけば、一人前のエンジニアに成長できます。

そのため、そこまで待遇の良い会社に入社できなかったとしても、スキルアップを図り、待遇の良い会社へとステップアップすることが可能です。

エンジニアに転職を成功させるためのコツは?

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最後に、エンジニアに転職を成功させるためのコツを紹介します。

これらのコツを実践すれば、未経験でも転職できる確率が高まります。

実践できることを積極的に行うことが重要です。

転職サイトへの登録を行う

エンジニア職へ転職するなら、転職サイトへの登録を行いましょう。

転職サイトの方がハローワークよりも、求人の質が高いことが多いです。

IT企業は採用コストを多くかけていることも多く、転職サイトにも求人を出しています。

転職サイトは「未経験可」などの条件で絞り込むことも可能なため、求人を探しやすいです。

特に「doda」や「Green」などの転職サイトはIT企業の求人が豊富で使いやすいでしょう。

また、転職サイトにプロフィールを登録することで、企業からスカウトメールが届くこともあります。

企業からのスカウトを受ければ、自分で求人を探す必要がなくなります。

このようなメリットもあるため、転職サイトにはひとまず登録しておくことをおすすめします。

転職サイトにはお役立ち記事を通して転職時に意識したいことを教えてくれるサービスもあります。

キャリアに関する情報も掲載しており参考にしたいですね。

同様に転職エージェントの利用もおすすめです。様々な非公開求人を紹介してくれるので、転職の幅がグッと広がります。

転職セミナーに参加する

転職セミナーに参加するのもおすすめです。

転職セミナーでは採用担当者と直接話すことができます。

福利厚生や労働形態に関することなど、面接では聞きにくいようなこともここで聞けます。

企業理念と自分と考えが一致しているか、擦り合わせることもできるでしょう。

転職セミナーは予約不要な場合も多く、手軽に行けるのもメリットです。

書類選考なしで採用担当者と話せるのは貴重な機会ですので、ぜひ行ってみましょう。

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エンジニアとしての転職先に希望する条件を整理しておく

最後に、自分が転職する上で何を希望するか、優先順位を付けておくと良いです。

たとえば、労働環境、給料、スキルアップ、など優先したい事項は人によって違います。

エンジニア職は求人数が多いので、どの企業を選択すれば良いか分からない状態に陥りがちです。

希望の順位付けをしておくことで、企業の選択がしやすくなります。

まとめ

本記事はエンジニアに転職するときに確認すべきこと、についてまとめました。

本記事で解説したことは以下の3つに集約されます。

・エンジニアの転職時には年収だけでなく、福利厚生や労働形態など様々な要素を確認すると良い

・エンジニア向けの転職サイトへの登録や転職セミナーへの参加が、転職成功のコツ

・未経験でもエンジニアへの転職は可能!

IT企業は労働環境に差があるので、年収だけでなく、福利厚生や労働形態など事前に確認を取りましょう。

特に、フレックスタイム制や裁量労働制の会社に勤める場合、自分がそういった働き方に合っているか考えることは重要です。

また、エンジニアへの転職を成功させるためにも、転職サイトへの登録や転職セミナーへの参加を積極的に行うことが大事です。

IT企業未経験の方は特に、転職セミナーでまずは業界のことを理解しましょう。

エンジニア職は人手不足かつ需要が高いため、プログラミングスキルをある程度身につければ、未経験でも転職は可能です。

本記事を読んだみなさんが、エンジニアへの転職を成功させることを祈っております。

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